こんにちは。
老後を自分らしくハッピーに!
老後資産形成コンサルタントの浦井麻美です。
みなさんは旅行でオーストラリアに行ったことあるんじゃない?
私は残念ながらまだ行ったことないんだよね。
さーて、
今日は多くのみんなが投資している
または投資させられているオーストラリアドルがらみの金融商品についてだよ。
オーストラリアドルいわゆる豪ドルの話しね。
特に豪ドル建ての終身保険や豪ドル建ての個人年金や投資信託ね。
豪ドル建ての金融商品が投資対象にはなり得ない最大の理由をお話するね。
2008年ごろはオーストラリアの政策金利いわゆる国の金融政策に使う金利は8%台だったの。
高かったね~~~。
かつての日本みたいだね~~。
昨日の話の続きじゃないけどどこの金融機関も…
「お客様~、オーストラリアの金利は8%もあるんですよ~。
こんな高い金利は本当に魅力的ですよね。
当行ではこの豪ドル建ての一時払いの終身保険や
豪ドル建ての一時払いの個人年金がとっても人気なんですよ~。
こちらの豪ドル建ての投資信託も大人気なのでご一緒にどうですか〜?」
って言ってくるわけよ。
昨日の話を覚えてる?
外貨建ての金融商品は、自分が買った時からその通貨の国の経済が日本より成長し続けるか?
ってことなんですよ!!!
そこで質問です!!!
Q:オーストラリアって、何で食べてる国だかわかる?主要産業のことね。
A:観光だったり羊だったり乳製品だったりだよね。
でも…オーストラリアの最大の産業は資源です。鉄鉱石なんです。
当時、オーストラリアにとっての最大のお客様は実は中国だったんです。
中国が大々的にインフラで高層ビルを建てたり高速道路を造ったりするために
鉄鉱石が大量に必要で鉄鉱石をジャンジャン輸入してたんです。
そうです。
オーストラリアにとって中国は最大の優良顧客だったんです。
ところが…
中国がパタッとインフラを止めてしまったんです。
景気拡大に陰りが見えてきたんですね。
一人っ子政策が足を引っ張ったんですね。
だからインフラをストップさせたんです。
なんとその結果、高速道路が途中でプツっと途切れたままになってる所もあるんです。
オーストラリアの最大の産業である鉄鉱石の買い手が、輸入をストップさせてしまったんです!
それまでオーストラリアにバンバン入ってきた貿易収入が、ピタっと止まってしまったんです。
そうなったら
オーストラリアは国として潤わなくなるのは想像に難しくないですね。
だからオーストラリアの中央銀行はどんどん政策金利を引き下げて
現在のオーストラリアの政策金利はたったの0.1%です。
この13年の間に8%から0.1%に急低下です!!!
現在、オーストラリアと中国の間で貿易関係のもめ事がさらに悪化したため
大麦や小麦などの穀物をはじめ牛肉やワインなども関税を引き上げて
中国との貿易が停止状態になりつつあるから
オーストラリアの製品を爆買いしてた中国が何もかも買わなくなってしまった結果…
オーストラリアは本当にただのフツーの国になってしまったんです!!!
豪ドル建ての金融商品が、今では投資対象ではなく、ただの旅行先となってしまったんです!!!
昨日の話をオサライしながら豪ドルについて話をすると
「日本と比べてオーストラリアの経済が先行き成長するなら、豪ドル建ての金融商品に投資してもいい」んです。
でも、オーストラリアの経済成長が見込めないなら
豪ドルに投資する理由がどこにも無いということです。
だから…
銀行や証券会社が豪ドル商品を勧めてくる理由は
「そいつらの販売手数料が欲しいだけ」の理由で勧めてくるっていうことです!!!
かつては豪ドル高だったけど、現在は豪ドル安がずーっと続いてるんです。
かつては、魅惑的な投資対象だったけれども、今はただの旅行先なんです。
経済成長が見込めないから、政策金利を引き上げられないから、豪ドル安が続くから
だから…
勧められた保険や投資信託が損し続けてるんです。
これは当たり前の話です。
いいですか?
金融機関の言いなりになってしまい利益が出ないのは自分の知識が無いからなんです!!!
さらに言っちゃうと
お金持ちたちは、豪ドル建ての金融商品になんか投資してません。
お金持ちたちは、そこをちゃんと学びちゃんと理解してるんです。
金利とは何か?
為替とは何か?
経済とは何か?
経済と金利と為替の関係はどうなっているのか?
これを学ばなければ1円たりとも投資をしてはいけないんです!!!
でも安心してくださいね。学べば投資してもいいんです。
こういう事を自ら学べばお金の女神さまがほほ笑んで応援してくれるからね~~。
最後までお読みいただき大感謝^^
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